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低コストの投信がよいとは限らない?


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6月10日の日経新聞にこんな記事が出ていました。(かなり長い引用ですみません。)

積立NISA リスク恐れず
例えば同じ指数に連動するインデックス型なら、信託報酬の安い方を選ぶのが合理的だ。 しかし、どんな場合でも単純に低コストの投信がよいとも限らない。 一例として、代表的なインデックス投信のニッセイ日経225インデックスファンド(税込み信託報酬0.27%)と、外国株で運用するセゾン資産形成の達人ファンド(同上限1.55%)を今年4月まで10年間、毎月1万円ずつ積み立てたケースをみてみよう。 QUICK資産運用研究所の資産によると、10年間にかかった信託報酬総額はニッセイ日経225が約21,700円、資産形成の達人はその7倍近い約142,000円。 一方、積み立て元本の120万円に対して、4月時点の評価額は前者が約204万円、後者は約240万円だった。 (QUICK資産運用研究所 北沢 千秋)(日経新聞 6月10日)


アクティブ投信同士をを比較するのであれば、”低コストがよいとは限らない。”というのは適切かと思いますが、インデックス投信とアクティブ投信を比較することには少し疑問が残ります。

さらに、記事の比較は国内株 (日経平均株価) と外国株の比較。

信託報酬以上に、それぞれのパフォーマンスもかなり異なるので、簡単な比較は難しいと思います。

外国株投信 (達人ファンド) の優位性を示すのであれば、外国株のインデックス投信 (例えばMSCIコクサイインデックス、S&P500とかと連動する投信)との比較で優劣を評価いただいた方がフェアなのでは。

国内株投信としては、最近話題のひふみ投信が国内株のインデックスを大きくアウトパフォームしているので、”単純に低コストの投信がよいとも限らない。”といえるかもしれませんね。

個人的にはアクティブ投信も興味がありますので、個別株と同様、趣味の範囲で手を出すかもしれません。

(投資判断は自己責任にてお願いします。)

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こ哲

Author:こ哲
見よう見まねで投資を始めるも、方針が定まらずあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。インデックス投資に出会い、2013年春から投資を開始。ときおり訪れる市場の乱高下に動揺しつながら、インデックス投資を軸にいろいろ実践中(勉強中)です。ご興味ある方はいつでもご連絡をお待ちしています。なかなか投資の会話ができないという方も気軽に情報共有しながら、学び、経験をしていければと思っています。(”非公開コメント”をしてもらえれば、こちらからご連絡します!)

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