単身世帯 貯蓄ゼロ4割? 2人以上世帯も3割?
- 2018/06/23
- 10:00

最近?こんな記事が出ていました。
単身世帯 貯蓄ゼロ4割
金融広報中央委員会の調査によると、17年の単身世帯の平均貯蓄額は942万円だった。 異次元緩和前の12年に比べて242万円増えて一見、豊かになっているように映る。 だが単身世帯全体を貯蓄の残高順に並べたとき、中央に位置する中央値世帯の貯蓄額は32万円で、5年前の100万円から大幅減った。 金融資産ゼロ世帯が4割超と増えているためだ。 (6月14日 日経新聞)
ほんと? と思い、ネットを検索してみると、単身世帯だけじゃなく、2人以上の世帯でも3割が貯蓄ゼロと。
家計用口座の預金残高やタンス預金はノーカウントらしいですが、それでも3割とは。
収入が少なくて貯蓄ができないケースから収入はあっても貯蓄はゼロといったケースまで様々のようですが、平均値は942万円なのに、中央値が32万円なんていう状況は完全に二極化分布(ふたこぶラクダ)になっていますね。。
それにしても貯蓄ゼロとは。 日本はこれから大丈夫なんでしょうか。。
ただ最近の若い人たちは貯蓄重視という話も聞きますので、それはそれで安心材料。
貯蓄し過ぎるのも、使いすぎるのもよくないですよね。
お金の上手な使い方をもっと学ばなくては。(自戒も含めて)
第一生命経済研究所の熊野英生氏は、タンス預金の額を47兆円と試算する。 行き場をなくしたマネーの膨張は、金融緩和が物価上昇に直結しない現実の一面を映している。 (6月14日 日経新聞)
47兆円ですか。。
その10%でも日本社会の投資に使われれば、また違う未来が開けるような気がします。
過渡期のような気がしますが、今は世代間ギャップが大きく、課題が多いですね。
(投資判断は自己責任にてお願いします。)

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