確定拠出年金 貯蓄より投信へ?
- 2018/06/30
- 10:00

確定拠出年金の基本商品(初期設定商品)を定期預金から投信に切り替えする金融機関が増えてきたそうです。
確定拠出型年金 貯蓄より投信
確定拠出年金(DC) をめぐり、掛け金を主に投資信託で運用するよう促す金融機関が増えてきた。 5月の制度改正を機に、基本の運用商品を定期預金から投信に切り替える動きが相次ぐ。 (中略) 米国の確定拠出年金 (401k) は1981年に始まった。 ターゲットイヤー型投信を初期設定商品にしやすくしたことで広がり、2017年末時点で資産残高は約580兆円に上る。 その7割近くが投信で運用されている。 日本はDCの運用資産の6割近くが元本確保商品。 (6月13日 日経新聞)
各証券会社や金融機関の基本商品(初期設定商品)はこんな状況と。
楽天証券 : 楽天・インデックスバランス(DC年金)
りそなHD (りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらいFG) : ターゲットイヤー型投信
さわかみ投信 : さわかみファンド
野村証券、日本生命保険 : 投信への変更を検討中
初期設定商品をインデックス投信やターゲットイヤー型投信にするのはいいかもしれませんね。
定期預金が初期設定商品になっていたら、定期預金に設定したまま、ずっとそのままという状況になるでしょうから。
それが成功体験につながれば、DCだけじゃなく、DC以外の資産の投資にもつながっていくかもしれませんし。
ただ、よく商品仕様を理解しないまま、投信を商品設定をした方がDC運用中に自分の運用資産に含み損が出ると、クレームを言う人もたくさんいるでしょうね。 それに乗じて、メディアも好きなだけ証券会社を叩いて、大火事にしそうです。。
そのあたりの説明と理解をいかにうまくやるかが、かなり大切かと。
一方、最初に流れができてしまえば、その流れに乗ってしまって、異論も出なくなるような気がします。 (良くも悪くも)
ともあれ、個人的にはこの方針通り進んでいけばいいな!と思っています。
(投資判断は自己責任にてお願いします。)

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