二番底は深読み? それとも、これから?
- 2020/06/10
- 10:00

5月から6月にかけて、国内外の株式市場が相当戻ってきていますね。
二番底の深読み空回り
大方の予想を裏切り、世界主要国の株価は一向に崩れる気配を見せない。 株価水準を決めるはずのファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は最悪だ。 新型コロナウイルスの感染拡大で戦後最大の不況が迫る中、株価は3月の急落後の戻りを試している。(中略) では今回、二番底が来ないのはなぜか。 「ひと言でいえば景気の底がいきなりみえたからだ。」 SMBC日興証券の圷正嗣チーム株式ストラテジストはいう。 通常の景気後退局面では底を入れるまで1年前後かかり、財政や金融政策も小出しになりがちだ。いわゆる「督促相場」で株価もその間ずっと下げ続ける。 (5月22日 日経新聞)
二番底がこない理由が記事の通りなのか、違うのか、わかりませんが、実際に株価は相当戻ってきています。
2月末ごろの年初最高値に比べて、90%くらいまで回復。
3月のころはこれほど早く戻ってくるとは思いもしませんでした。
少なくとも半年、場合によっては1年、2年くらいかかるかもと。
ただ、株価が戻ってきていますが、これからまだまだ下がる!とか、日経平均株価も実質は14,000円くらいだ、等の記事も出ていますので、また下がるのかもしれません。 逆に、下がらず、どんどん上がったりして。
”弱気派は待っても落ちてこない株価に焦り始める頃合いだ。 弱気派があぶり出されるように株に資金を向け始めれば、二番底はさらに遠のくことになる。”とあるように、実際にここ最近の日経平均株価の上昇に我慢できなくなって? 株式の買戻しに向かっているということもあるようです。
実質経済が元通りかというと全くそんなことはないと思いますが、この機会に新たなビジネスが生まれてきているのも事実。
そういったものの拡大、期待も含めて今の株価に織り込みされているのかなとも思います。
今年はまだまだ上がったり、下がったりすることがあるかと思いますが、市場全体は粛々と右上がりに成長することを信じて、投資を続けております。 (というとまともそうですが、単に積み立て設定をした後、ほったらかしにしているだけですけど。)
(投資判断は自己責任にてお願いします。)

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