”日本株 持たざるリスク” 持つべきか、持たざるべきか
- 2020/06/13
- 10:00

日本株があれよあれよという間にすっかり暴落前のレベルに戻ってきています。
日本株 持たざるリスク
およそ3か月ぶりに節目の2万3,000円台を回復した日経平均株価。 6日続伸し、ここ3週間の上げ幅が3,000円を超える急ピッチの上昇が続いている。 当初は売り方の買戻しが主導してきたが、しびれを切らして新規の投資マネーも市場に流入しだしている。 (中略) 2万3,000円の節目を超え、野村證券の柏原悟志氏は「押し目を待っていても来ない。 保有しないリスクを我慢しきれず仕方なく割安株を物色する動きも出てきた」と指摘する。 (6月9日 日経新聞)
今の日本株式の上昇について、”2万円台少し上でヘッジポジションを持っていた国内投資家の買戻し”とか、”機関投資家が日本株を持たざるリスクを強く意識し始めた”とか、いろいろなことが絡んでいるようですが、実際に日本株式はすっかり暴落前の水準まで戻ってきましたね。 (日本株式だけじゃなく、外国株式も戻ってきていますが。)
今まで下がったら買おう、下がったら買おうと待っていた人たちが、待てども待てども下がらず、逆にどんどん上昇してしまった日本株に我慢できずに買いを入れ始めて、買いが買いを生んで、今の上昇相場を作っているのかもしれません。
それにしても暴落時もすごいスピードで下落しましたが、上がるときもすごいスピードで上がりましたね。
メディアは暴落したときのように騒ぎませんが、今回の暴騰は相当なものだと思います。
市場平均(インデックス)ですら、これほど上がったり、下がったりするのですから、株式のリスク(変動率)は相当なものだと改めて思いました。 つい、株式市場が上がるとうれしい気持ちが先だってしまいますが、これほど変動するのはなかなかコントロールしづらいです。
今運用しているポートフォリオは計画より株式の比率がかなり高くなってしまっているので、もうすこし比率を下げようと思っています。 本来であれば年末の年1回に”リバランス”なのですが、株式市場が戻ってきた今がリバランスするいい機会なのかもしれません。
(投資判断は自己責任にてお願いします。)

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