確定拠出年金 「元本確保の山」 投信へ この流れはいいですね。
- 2020/10/17
- 10:00

確定拠出年金のお金が投資信託にシフトされてきているそうです。
「元本確保の山」 投信へ
「私はまだまだ働いて稼げる年齢だから、もっとリスクを取っていいはず」 東京都の会社員、岸本幸子さん(仮名、48)は、コロナショック相場をみmて確定拠出年金(DC) に積み上がった400万円超のポートフォリオの移し替えに着手した。 (中略) コロナによる相場急落とその後の回復で、推計7兆円近いDCの「元本確保の山」 が動き出している。 (10月7日 日経新聞)
確定拠出年金(DC) のうち、リスクゼロの資産 (いわゆる定期預金) は7兆円もあるんですね。
うちの会社でも確定拠出年金の説明が定期的にありますが、当然ながら? どの商品を買った方がいいなんてアドバイスがあるわけもないので、その時まで自分で投資をしたり、勉強したりしていなければ、”まずはリスクがない定期預金にしておくか”、といってそのままになっている場合が多いのではないかと思います。
ただ、なにもしないようりは定期預金にしておくだけでも、その分は所得控除になりますので、節税効果としては十分なのかもしれません。
といいいながらも、今回のコロナショックを目の当たりにして、これまで定期預金で積み立ててきた資金を投資信託等にシフトする動きがあるようですね。 定期預金になっている7兆円全てが動くとは思えませんが、その一部でも株式市場に流れるのであれば、かなりインパクトがあるのではないかと思います。 いい流れだと思います。
米国などの海外の確定拠出年金においては、顧客が特に指定をしなければ、デフォルトで株式を軸とした投資信託への積立がされるそうです。 日本ではそのような制度にはなっていないので、定期預金への積み立てばかりが自然に増えていってしまっているような気がします。
日本でも米国のように、デフォルトで投資信託に積立されるような仕組みにしてしまってもいいような気がしますが、まだ無理ですかね。 (マネーリテラシー的に) ”元本割れすることなんて聞いてなかった!!”とか、”私の年金を返せ!!”とかのクレームで炎上しそうです。 (テレビとか新聞のメディアも一緒になって)
(投資判断は自己責任にてお願いします。)

にほんブログ村

にほんブログ村