「ゾンビ投信」乱立、整理進まず。 中身は同じなのに手数料が高い投信、たくさんありますよね。。
- 2020/12/02
- 10:00

一昔に設定された手数料の高い投資信託について、こんな記事がでていました。
「ゾンビ投信」乱立、整理進まず 運用効率悪く高手数料
老後の資金作りで投資信託が注目されている。選ぶ際に要注意なのは、手数料の一つ「信託報酬」の差だ。日経平均株価に連動させるなど運用成績が同様なはずの投信も、信託報酬が違えば投資家の得る果実が異なる。最近は手数料競争が激しいが、古い投信には手数料が高く運用効率も悪いのに残り続け「ゾンビ投信」と呼ばれるものもある。たとえば、日経平均株価の値動きに連動して運用する投信。野村アセットマネジメント(AM)の7商品の信託報酬は年0.17~1.52%と幅がある。三菱UFJ国際投信は、0.14%と業界最安水準の「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」を持つ一方で、「三菱UFJ インデックス225オープン」は0.62%と4倍超だ。同社は理由として販売経路の違いをあげる。
(11月25日 朝日新聞デジタル)
そうなんですよね。
自分で保有している投資信託の一部にも、そういった投信が残っています。
積み立て投資を始めたころに投資をしていた外国株式や外国債券のインデックスファンドたちです。
さすがに手数料1%を超えるような投信はありませんが、今積み立て中の投信の手数料と比べると割高です。
手数料の高い外国債券ファンドは今年の2月頃の市場暴落時に一時運用損益がマイナスになったので、一気に売却し、その分、今積み立てしている手数料の安い外国債券ファンドに切り替えしました。
一方、外国株式ファンドは運用損益がプラスを維持していましたので、売却できず。。
仕方なく、今も保有・運用を続けています。
違う販売会社が発行する投信をまとめてくれとは言いませんが、せめて同じ販売会社が発行していて、さらに同じインデックスに連動する投信があれば、一番安い手数料に合わせて一本化してもらえるとうれしいんですけど。
ただ、個人的には今後も手数料が最安の投信を追い求めるつもりはありません。
販売会社間で0.01%でも安く!!、と熾烈な価格競争が繰り広げられていますが、自分でも最安の投信を積み立てしなくちゃ!と思ってしまうと、手数料が安くなるたびに右往左往してしまうので、ほどほどでいいかな、と思っています。
外国株式インデックスの投信であれば、手数料 0.2%前後が自分の目安です。
1%の手数料と0.2%とでは全然違いますが、0.2%の手数料が0.05%とかには早々ならないと思うので。。
(投資判断は自己責任にてお願いします。)

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