GPIF、日本株売り越し。 しっかり、リバランスをされていますね。
- 2020/12/05
- 10:00

日本株価の上昇に伴い、GPIFが日本株式を売っているそうです。
GPIF、日本株売り越し
公的年金を運用する年金積立金運用独立行政法人(GPIF) が株高局面で日本株売りに転じている。 運用資産全体の25%という目安から大幅に逸脱するのを防ぐためだ。 7~9月の売り越し額は数千億円のもようで、足元も売りが続いているとみられる。(中略) 野村証券の西川昌宏氏が10月以降、GPIFが売買をしていないと仮定し、資産価値の変動のみを考慮して試算したところ、国内株の保有額は11月24日の終値で45兆円となった。 運用資産に占める比率は25.72%に達したことになる。 (11月26日 日経新聞)
これはリバランスですよね。 それもお手本のような。
最近の日本株価の上昇に伴い、計画資産割合の25%を超えたため、超過した分の日本株式を売却したということかと。
これは日本株式の利益確定にもなりますので、運用成績(確定) アップにもつながるかと思います。
日本株資産だけの記事ですが、外国株式も同様に資産割合が増えているはずなので、外国株式も売却しているかもしれません。
と、GPIFの動きを見ながら、ふと自分の資産も確認せねばと思いました。
自分の保有資産のうちの外国株式、日本株式の資産割合も増えているはずなので、もし計画資産割合を超過しているのであれば、同じようにリバランス(売却・購入)をしなくては、と。
毎年年末に資産額、資産割合の確認をしていますので、今年も年末にしっかり資産額と資産割合を確認した上で、リバランスしたいと思います。 といいつつも、今までリバランスをうまく実行できていなかったので、今年こそはしっかり実行したい。
外国株式の資産割合が増え続けている(はず)なので、その一部を売却し、その分、債券クラスの投信を追加購入することになると思います。
今まで計画以上に運用利回りがよかったのは、単に高リスクの株式資産を多く保有していたことに加えて、たまたま株式市場が上昇した結果だと思っています。 今のうちに保有資産のリスクを下げておきたいと思います。 その分、期待利回りは下がりますが、リスクを下げる以上、当然のことですよね。
(投資判断は自己責任にてお願いします。)

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