TOPIX 資産総額 100億円未満の銘柄は除外に。 TOPIXもより魅力的に?
- 2021/02/06
- 10:00
これからTOPIXが変わっていくそうです。
TOPIX 質を向上
東京証券取引所は市場再編とあわせて、東証株価指数(TOPIX)の改革にも乗り出す。 株価指数に連動するパッシブ運用が成果的に広がる中、投資対象としての魅力を高める狙いがある。 一定の基準に満たない銘柄をTOPIXから除外し、指数の質を担保するのが柱だ。 (1月28日 日経新聞)
いままで、東証一部の全銘柄が組み込まれていたTOPIXから、時価総額100億円未満の銘柄を順次除外していくそうです。
具体的なスケジュールは、
2021年6月末 : 流通時価総額100億円未満の銘柄を抽出
2022年10月 : 引き続き100億円未満ならば、「ウエイト低減銘柄」に指定し、31日に構成比率を引き下げ
2025年1月末 : ウエイト低減銘柄をTOPIXから完全除外
と。
これまで東証一部上場企業は、会社の業績に関係なく、パッシブ運用マネーが無条件に流れ込み、株価が下がらない(逆に上がる)ため、経営者の緊張感を緩めている、という指摘がありましたので、全体的にはいい流れなのかな、と思います。
自分でも毎月TOPIX連動のインデックスファンドを積立しているので、今回の改革によって、TOPIXのリスクがより分散されて、より期待リターンが上がるようになる魅力的な指数になると嬉しい。
これから4~5年で市場改変が進んでいくようですので、期待しながら、今後の動きをよく見ていきたいと思います。
(投資判断は自己責任にてお願いします。)
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