"新規設定のインデックスファンド" インデックスの名前がついていても。。
- 2023/03/15
- 10:00

3/13-17日の新規設定ファンドということで、こんな記事が出ていました。
3月13〜17日の新規設定ファンド
来週(3月13〜17日)に予定されている国内公募投資信託の新規設定は上場投資信託(ETF)2本を含む14本。大和アセットマネジメントは13日に「iFreeNEXT インド株インデックス」の運用を始める。インドの代表的な株式指数のNifty50指数(配当込み)を円換算した値動きへの連動を目指す運用を行う。(3/10 投信ニュース)
同じ記事のなかでは、”iFreeNEXT インド株インデックス”(大和)以外にも、”上場インデックスファンドS&P500先物レバレッジ2倍”(日興)や、”上場インデックスファンドS&P500インバース”(日興)、”ターゲットリターンバランスファンド(目標2倍)~(目標6倍)”(りそな)なども新たに設定されるそうです。
”インド株インデックス”はインデックス投信には間違いありませんが、ベンチマークにする指標がインドの株式指数 Nifty50指数。
”上場インデックスS&P500先物レバレッジ2倍”の方のベンチマークは一般的な米国指標 S&P500ではあるものの、レバレッジ2倍。
どれも、”インデックス”の名前はついていますが、いわゆる”インデックス投信”とは違いますよね。。 間違いではないですが。
”これからインデックス投信を始めます!”という人に誤解を与えたり、迷わせたりしそうです。
”ターゲットリターンバランスファンド”については初めて聞きました。
なんとなく予想はつきますが、別の会社から類似のファンドがあったので、目論見書等を見てみたところ、色々な資産クラス(株式、債券、REIT等)を組み合わせて、それぞれのリターンが期待できるポートフォリオを組んで運用します、というバランスファンドの一種のようです。
記載されているのはリターンだけですが、リターンを上げるとその分、リスクも増えますよね。
本当は期待リターンと想定リスクをセットで書いた方が親切なのだろうなと思います。
あと、信託報酬料も0.5%/年くらいかかるようなので、それを負担しても購入する価値あり?という気がします。
それにしても、毎月いろいろなファンドが新規設定されているんですね。
(投資判断は自己責任にてお願いします。)

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