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”インデックス投資で大切なもの” 大切かもしれませんが、もっと大切なものも。

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”インデックス投資”について、こんな記事が出ていました。

インデックス等で大切なもの
投資信託の世界で存在感を増すインデックス運用。 だが、掘り下げた議論を耳にする機会は少ない。 (中略) 両国(米国、日本)の資産規模トップ10投信を構成するのは、日本はアクティブ投信6、インデックス投信4、米国はインデックス投信8、アクティブ投信2である。(中略)日本では4本すべてが日経平均株価だ。米国の8本は大・中・小型株・マイクロ株で構成するトータル・マーケット・インデックスを筆頭に、大型株指数のS&P500種インデックスの3本、大型割安株インデックス、大型成長株インデックス、中型株インデックス、小型株インデックスと多彩である。 (4月19日 日経新聞)


確かに、日本国内で”株式インデックス投信”というと、”日経平均株価”をインデックスとした投信かもしれません。

一方、米国にはS&P500種インデックス以外にも、様々な”高品質な”インデックスがあり、”投資スタイルにフォーカスしたインデックス”が買われている、と。

”高品質なインデックス”とは、”一貫した哲学のもと、練り上げられたメソドロジーに従って構築され、定期的な入れ替えによって不適格銘柄を排除するなど、一連のメンテナンスが施されているもの”と記事のなかで説明がされています。 インデックスは、まさにそうあるべきだと思います。

国内ではそれに該当する”高品質な”インデックスとなると、”日経平均株価”か、TOPIXあたり、くらいしかないということかもしれません。

ただ、米国で買われているという、”大型割安株インデックス”とか、”大型成長株インデックス”というインデックス投信は、いわゆるインデックス投信ではなく、インデックス投信ではあれど、どちらかというと”テーマ型投信”では?という感じがします。

”インデックス投資を始める前にはまず、ベンチマークとするインデックスを吟味せよ”ということですが、それにはあまり悩まず、”資本主義経済のなかでは、株価は上がったり下がったりしながらも、市場全体としては右上がりで成長していく”ことを信じて、市場全体を指標とするインデックス(≒ S&P500とか、全世界株式とか)をまず実行する(買う)、持ち続ける(頻繁に売り買いしない)、をするのがいいのではないかと思います。

個人的には、ですが。

(投資判断は自己責任にてお願いします。)

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プロフィール

こ哲

Author:こ哲
見よう見まねで投資を始めるも、方針が定まらずあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。インデックス投資に出会い、2013年春から投資を開始。ときおり訪れる市場の乱高下に動揺しつながら、インデックス投資を軸にいろいろ実践中(勉強中)です。ご興味ある方はいつでもご連絡をお待ちしています。なかなか投資の会話ができないという方も気軽に情報共有しながら、学び、経験をしていければと思っています。(”非公開コメント”をしてもらえれば、こちらからご連絡します!)

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